『鬼』(川本喜八郎、1972、8分、35mm、日本)

製作、演出、人形、アニメーション:川本喜八郎
音楽:鶴澤清治
演奏(三味線):鶴澤清治
   (尺八):山口五郎
美術:壬生露彦、中川涼
撮影:吉岡謙、田村実
録音:伊藤一男
編集:相澤尚子
協力:後藤時成、斉藤堅、早川明子、丸山淳子、エコースタジオ

DVD情報:「川本喜八郎作品集」収録


Wiki ショートレビュー:
川本氏の作品の魅力は文楽人形などの伝統的表現の直接の延長上でアニメーション技術が使われている点だろう。そこでは「人形がひとりでに動く」ことよりも、「操演者の存在をコマ間に隠す」ことに重点が置かれているようで、人形は操演者のたましいの舞をまう。
この作品では特に漆黒の背景が「黒子」の存在を感じさせ、そこで描かれる闇をより濃いものにしている。(2009/04/28/海津研)

  • 最終更新:2009-04-28 10:21:30

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