コンスタンティン・ブロンジェット

コンスタンティン・ブロンジェット Konstantin Bronzit(b.1965、ロシア)

履歴:
1965年生まれ。ロシアのアニメーター、アニメーション監督。
1983年サンクトペテルブルグのSt. Petersburg Repin Instituteの美術科卒業。人形アニメーションのスタジオLennauchfilmに入り、アニメーターのキャリアをスタートさせ、教育的アニメーションを制作する。同スタジオにいた1988年に初監督作品『Merry-Go-Round /The Round-About (Карусель, Karusel)』を制作する。
1992年V. Mukhina Leningrad Higher Art and Industrial Academyを終了、1994年にモスクワのFyodor Khitruk(フョードル・ヒトルーク)の指導の下で、シナリオと演出法の高等コースを終了する。
1993〜1995年、モスクワのアニメーションスタジオPilotで数々の短編を制作する。
1996〜1999年、Pozitiv TVスタジオに在籍。
1999年、『Au bout du monde(地球の果ての果て)』をフォリマージュの“ラ・レジダンス”プログラムで完成させ、数々の国際賞を受賞する。
1999年以来、Melnitsa Animation Studioに在籍し、『Adventures in Emerald City』(1999〜2000年)、『Little Longnose』(2000年)のアートディレクターを務める。2004年、長編アニメーション映画『Alosha』を監督する。
photo_bronzit2この作品はブロンジェットによると、1年間というたいへん短い期間で完成させねばならず、脚本執筆と同時にアニメーションの制作も進行させた。ロシアで成功を収め、新たに2名の監督が別の作品を作るきっかけとなった。
2007年、短編作品『Lavatory Lovestory』が、第12回オープン・ロシア映画祭で最優秀劇作法賞を受賞した。
ユーモアとアニメーションの確かな技法は定評があり、これまでに70以上の国際賞を獲得している。

フィルモグラフィー:
1988 The round-about
1993 Farewell
1993 Tuk-Tuk
1994 Pacifier
1997 Die Hard
1999 Au bout du monde(地球の果てで
2003 The God
2004 Alyosha Popovich i Tugarin Zmey
2007 Ubornaya istoriya - lyubovnaya istoriya(Lavatory Lovestory/ラヴァトリー・ラヴストーリー)

長編アニメーション映画:
2004 Alosha

  • 最終更新:2009-05-23 09:12:40

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