持永只仁

持永只仁 Tadahito Mochinaga(1919-1999、日本)

略歴:
人形アニメーション作家  日本アニメーション協会名誉会員
1919年  佐賀県佐賀市生まれ。
1938年  日本美術学校応用美術科卒業。
1939年  芸術映画社入社、アニメ制作に従事。瀬尾光世の下で日本初の多層式アニメーション撮影台を開発。
1945年  満州へ渡り、満州映画協会に入社。
敗戦後も中国に残り、新設の東北電影製片廠で教育宣伝映画製作のかたわら映画技術者を養成。
1950年  上海電影製片廠美術片組創立に参画。この間、人形アニメーションを独自に創始。
1953年  帰国。
1955年  人形映画制作所設立。
1956年  日本初の人形アニメーション「瓜子姫とあまのじゃく」を完成。
同年の「ちびくろさんぼのとらたいじ」でバンクーバー国際映画祭児童映画部門最高賞を受賞。
1960年  MOMプロダクション設立。
1967年  退社。
1979年  再び中国に渡り、中国通信社に入社。ニュース映画製作に携わる傍ら、後進の指導にあたる。
1999年4月1日逝去。享年80歳。

受賞歴:
バンクーバー国際映画祭児童映画部門最高賞(1956年)「ちびくろさんぼのとらたいじ」

著書:
「アニメーシュン日中交流記 - 持永只仁自伝」

フィルモグラフィー:
1956 瓜子姫とあまのじゃく
1956 五匹の子猿たち
1957 双子の兄弟
1957 ふしぎな太鼓
1957 こぶとり
1958 文福茶釜
1958 ペンギン ルルとキキ
1959 王様になった狐
1992 少年と子だぬき

  • 最終更新:2010-11-30 02:47:08

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